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JAWS/ジョーズのamのレビュー・感想・評価

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)
4.3
はー怖かった!
映画体験として、鑑賞後の第一声で「怖かった!」と言える事ほど嬉しいことはない。ありがとうスピルバーグ。子供の頃ぶりに見たけどちゃんと怖かったよ。
いや〜ホオジロザメさん、なーにが『海獣の子供』じゃい、米津玄師じゃいと言わんばかりの無慈悲ぶり。毎日米津の『海の幽霊』を聴いてセンチな余韻に浸ってた私も真っ青ですよ

赤く血に染まった水飛沫が怖い。向こうへ流れていった桟橋の板がこっちに戻って来るのがメチャ怖い。とにかく間接的に怖がらせるのが本当に上手い。かと思えばド直球にドーンな驚かし方もしてくるから油断ならない。唐突に水面からひょっこり顔出してくるとこお茶目かよ(笑) フェイントも含めてビビらせ演出の引き出しが多くてずっとコワ楽しい。
子供の頃見た時はサメのシーンしか印象に無かったけど、今見ると前半の人間同士のゴタゴタパートもブロディの心労がよく分かって見入ってしまった。

クイントの死に様は今見てもだいぶショッキングだった。血を吐く時のゴボって音が妙にリアルで。
よく見たらサメの造形自体はかなり作り物感あるのに、演出次第でこうも生々しく恐ろしく見えるんだな。
フーパーの慌てた拍子に超大事なもの落っことしがちなとこは他人と思えなかったねェ…

サメをやっつけたブロディの笑顔も最高だけど、縄結ぶ練習して「ヘーイ!」って嬉しそうにしてるブロディが萌え。
ロイ・シャイダー好き。
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