ぬーこ

JAWS/ジョーズのぬーこのネタバレレビュー・内容・結末

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

○感想
原作(ピーター・ベンチリー)があるのだが、もしも自分がサメのパニック映画の脚本を頼まれたとしたら、という観点で観てみた
パニック映画に必要なのは事件だ、そしてそれがテンポの良い連続性で起きる必要がある。前半部はまさにそれで次々に起こるサメの襲撃事件と犠牲となる人々。島は大混乱になる。後半はパニックというよりアクションがメイン。圧倒的強者に立ち向かう主人公らを雄々しく描く。

写し方でいいなと思ったのは、ジョーズが徐々に出てくるところだ。冒頭は被害者だけ。2人目は血だけ。3人目は背鰭。後半のアクションでは徐々にその大きさを表わしていき、最後に襲われるシーンで全身が見える。戦う相手、そしてその恐怖がだんだんと主人公らに分かっていくのとリンクした感じが好きだった。

○その他思った事
綺麗なビーチがウリのアミティ島
夏の観光客が貴重な収入源のこの島に最悪が現れる。
冒頭から人喰われまくる人々

樽の重石をついた銛で刺す攻防シーン。狙いなのか分からないが尺が長い
ピーターが檻に入って、ジョーズと戦うシーンは半分処刑かよと思った笑
自分の子供やピーターは襲われなかったのが都合よく感じたが、それも大自然の気まぐれの一つとして納得するか

2020.98
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