よよ

世界の中心で、愛をさけぶのよよのレビュー・感想・評価

世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)
3.0
朔太郎は、青春時代を過ごした庵治町に戻り、亜紀と過ごしたその痕跡を巡る。
彼女が吹き込んだラジカセを聞きながら。
あの別れを整理できていなかったことを思い出しながら。
もう一度、あの日の亜紀を描く。
その瞳を閉じて。


2004年の名作ということで、今の私達からすると、想像通りの脚本とストーリーで驚きはなかった。
その一方で、ボカシを多用し光を美しく用いたカメラワークや、美しい脚本が素晴らしく、見ていて気持ちいい。
邦画の美しく淡い雰囲気を味わえた作品でした。
平井堅の「瞳をとじて」
私たちの世代ではただの有名な曲の一つであったが、この映画のエンドロールで聞こえてきたその歌は、寄り添うような温かい名曲でした。
きれいな画と名曲を鑑賞するだけでお釣りくるね。
よよ

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