中学生の時に映画館で観て以来。なんだか無性に観たくなって。
あの有名なシーン以外忘れていることがほとんどで新鮮だった。高松の良さもあの頃の自分にはピンときてなかったな。
忘れないように、忘れられないように、写真や声を残そうとする亜紀の気持ちはよくわかる。わたしが写真を好きな理由もきっとそれ。
山崎努の台詞がこの映画をずしんと重く、明るいものにしてくれた印象。
"人が死ぬってのはえらいこった
思い出、面影、楽しかった時間は染みのように残る
天国ってのは生き残った人間が発明したもんだ
そこにあの人がいる
いつかまたきっと会える
そう思いてぇんだ
残された者にできるのは、後片付けだけだよ朔太郎"