義

風が吹くときの義のネタバレレビュー・内容・結末

風が吹くとき(1986年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

怖すぎた。無知であることの恐怖、楽観的である事の恐怖、核兵器の恐怖、戦争の恐怖全てが自分の身に起こりそうな事でとても怖かったです。夫婦が常に無知で楽観的なところがイライラするくらいに描かれていますが、今の自分が同じ立場になったらこの夫婦と違うところは何もないと思うと途端に怖くなりました。目玉焼きの綺麗な方を相手にあげたり、一つしかない飴を譲り合ったり、二人の愛がとても深くて尚更切なかった。
鬱映画と言われているけど、鬱要素より恐怖の方が強かった
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