りのあ

インサイド・マンのりのあのレビュー・感想・評価

インサイド・マン(2006年製作の映画)
3.8
Amazonプライムが私にオススメしてきた作品(笑)デンゼルワシントンの作品ばかり見てるからでしょう。


白昼起こった銀行強盗は、立て篭もり事件へと発展する。数十人の人質を取り、警察を翻弄する緻密に計画された犯行の裏には、この銀行が持つ大きな秘密が絡んでいた。事件中銀行内に居た人物全てが容疑者となった為、時系列を前後させ取調べ風景を挟み込みながら犯人を推測させつつ、謎多き強盗犯、横領疑惑のある刑事、そして暗躍する銀行会長とその弁護士の駆け引きを描いたクライムサスペンス。

時系列がいったりきたり系は、全然わからなくて付いていけない場合と、めちゃくちゃ面白い場合があるかと思いますが、これは後者でした。

自分が銀行にいて強盗の人質になったら、冷静にあの人は人質だった、あの人は犯人とか見分けたり覚えてたりしていられる?
絶対できないよなぁ。自分が助かることに精一杯な気がします。
犯人はその辺もうまく利用したり、実際の目的がアレだったり、ただの立て篭もり強盗犯じゃないところも面白いし、犯人グループのボスと、デンゼルワシントン演じる主人公の刑事との関係性がさらに面白い。
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