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悪魔はいつもそこにのりのあのレビュー・感想・評価

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)
4.0
Netflix映画。
トム・ホランド主演っていうだけでも大変美味しいのに、出演者が豪華すぎて目眩が!!
トムホが演じたアーヴィンの父親がビル・スカルスガルド、母親がヘイリー・ベネット、義妹がエリザ・スカンレン。
その義妹の両親がハリー・メリングとミア・ワシコウスカ。
クソ変態夫婦にジェイソン・クラーク&ライリー・キーオ、変態神父がロバート・パティンソン、悪徳保安官がセバスチャン・スタンですよ!
ハリポタ好きやマーベル好きもワクワクせざるを得ませんね(笑)
でも内容はちっともワクワクしません。
むしろ暗くてドロドロしてて嫌な気持ちになります。これぞ嫌ミス?!
小さな町でこれでもかって嫌なヤツがいるわ、主人公は不幸だわで辛い話ですが!
が!トムホがすごく良いのです。
私はピーターパーカーより、こっちの方が好きかも!ウィンターストームのトムホが好きなんだけど、それに近い!
もちろん明るく可愛いトムホも良いのだけど、辛い目に合ったり、陰りのある方がより演技のうまさが際立つように思える。

妹役のエリザスカンレン。ストーリーオブマイライフ若草物語でベスを演じた方です。彼女がまたいい!!ベスの時のように大人しくて純粋で…お兄ちゃんが守ってあげたくなるの超わかる!幸薄いのがよく似合う!

神父のロバートパティンソンですが…
昨日テネット見たばかりなのでね…あまりのギャップに衝撃でしたよ。もう一回かっこいいテネットの方見たい、早く(笑)
こっちは気持ち悪すぎ!でも、これ褒め言葉ですよ。それだけ印象変われるって凄い。
バットマンも楽しみ。

違う意味で衝撃だったのは、ヘイリーベネットとセバスチャンスタン。太ってる〜。
もちろん役作りのための肉体改造や、お腹になんか仕込んだりしたのかもだけど。
ヘイリーの方は実際出産後だったので、そのままの柔らかい印象でお母さん役的には良かったけどね。


第二次世界大戦〜ベトナム戦争のアメリカっていうのが背景にあり、さらにキリスト教とか聖書、教会に通うなど、私にはピンとこないので、その点では共感できないことの方が多かった。それでも2時間18分、あっという間に終わったので、面白かったと思う。



オハイオ州ノッケンスティフ。アーヴィン・ラッセルは自分とその家族を守るべく、亡き父にまつわるトラウマを克服しようとしていた。そんなアーヴィンの周りに邪悪な者たち―強盗で生計を立てるカップル、腐敗した保安官、俗世の欲にまみれた神父―が集ったとき、世にもおぞましい惨劇が引き起こされてしまう。
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