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インサイド・マンのdojiのレビュー・感想・評価

インサイド・マン(2006年製作の映画)
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銀行強盗ものの映画の宿命として満たすべき要件を十分にクリアした上で、この映画には決して大胆ではないけれどその枠をはみ出す魅力があった。

刑事、弁護士、権力者、そして犯人は、それぞれの言葉で知的なユーモアを添えた会話を展開する。それを聞いているだけで楽しいのだけれど、アメリカらしい人間模様やところどころに気の利いたモチーフのちりばめ方がなんとも上品。豪華キャスト陣の演技も良かった、言うまでもなく。
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