犯人 vs 警察を軸にしたシンプルな構造でありながらも、予想外の展開もあり、途中ダレることなく観ることができました。面白かったです。
クライヴ・オーウェンが銀行強盗団のリーダーを演じ、念入りに立てた計画をスピーディな展開で実行し、数十人の人質を盾に銀行内に立てこもります。一方、デンゼル・ワシントンはニューヨーク市警の凄腕刑事役であり、冷静な判断力と決断力で現場を統率し、銀行強盗団との交渉も担当します。デンゼル・ワシントンが犯人の作戦を推理し、隙を見つけて追い詰める様子と、それを鮮やかにかわすクライヴ・オーウェンの駆け引きは、なかなか見応えがありました。
また、ジョディ・フォスターとウィレム・デフォーなどの名優が脇を固めて華やかでした。
ラストでは意外な展開があり、何気なく見ていたシーンが実は真実への伏線だったことが多数ありました。映画鑑賞後にネタばれのレビュー記事をネットで漁って、「あーなるほど…」と納得し。次に観るときは、それらの伏線を確認するのが楽しみです。
気を張らずにぼーっと頭を空にして観てもオーケーな作品じゃないでしょうか?
しかし、冒頭のクライヴ・オーウェンはいったい誰に話してんだろう?ぼーっと映画を観ている私に対してでしょうかね?どうでもいい疑問でした。