けーな

唇からナイフのけーなのレビュー・感想・評価

唇からナイフ(1966年製作の映画)
2.4
イギリスで人気だったコミックの映画化。女スパイの物語。

はっきり言って、面白くなかった。集中して観るのが辛かった。登場人物たち、味方なのか敵なのか、分かりづらいし。

印象的だったのは、サイケデリックな美術面。出てくる部屋の壁紙に、幾何学模様で派手な色使いを多用しているし、衣装の色合いも、斬新。そんな美術は、リチャード・マクドナルドが担当。ジョゼフ・ロージー監督作のほとんどで、リチャード・マクドナルドが担当しているようだ。アラン・ドロンが出演している「パリの灯は遠く」と「暗殺者のメロディー」もそう。

なぜ、この邦題をつけたのか、謎すぎる。原題は、「Modesty Blaise」で、主人公の女スパイの名前。

テレンス・スタンプが、びっくりするほどイケメン。今は、すっかりお爺さんだけど。
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