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パルプ・フィクションのdaradaraのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
3.8
タランティーノ監督作、2作目。

まさにパルプ(質の悪い)フィクションの物語。

時系列をバラバラに展開しながらも、通して鑑賞したときに、流れが理解できるような作りになっている。

また、画面とそれに沿うような音楽が気持ち良かった。

終始行われている会話に意味はないが、キャラクター性を表現する上で意味を為していた。

B級感漂う登場人物や物語、容赦のないバイオレンス描写と圧倒的な知識からくる細かな工夫や美しいカメラワークの絶妙なバランスがタランティーノらしさの一つを形作っているように感じた。
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