daradaraさんの映画レビュー・感想・評価

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青山学院大4年 スコア評価と簡単レビュー。
Hold on tightly, let go lightly. 〈PIXAR祭り開催中〉

映画(538)
ドラマ(10)

レックスはお風呂の王様(2012年製作の映画)

3.3

トイストーリートゥーン3

真面目で天然、頼りないレックスが主人公。

風呂場やビニールプールで遊ばれるトイにも生命を与えた本作。

水があってはじめて活動できるトイに魅力を感じた。

水があっても人
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ニセものバズがやって来た(2011年製作の映画)

3.5

トイストーリートゥーン2

生まれたときから飾られる運命のトイ。
それを受け入れるか、抗うか。

セットの景品のオモチャにフィーチャーすることで、安価で短命、粗悪な作りのトイたちが子供に捨てられた後、
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ハワイアン・バケーション / Hawaiian Vacation(2011年製作の映画)

3.4

トイストーリートゥーン1

ボニーが冬休みにハワイ旅行!

ケンとバービーも行きたかったが無念に、仕方なくボニーの部屋でハワイを再現。

トイ同士の戯れ。
まさに人がいないとき、こうして楽しんでいるん
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スペース・レンジャー バズ・ライトイヤー 帝王ザーグを倒せ!(2000年製作の映画)

3.3

無限の彼方へ!さあ行くぞ!

ゲームの中のバスライトイヤーの物語。

スペースレンジャーとして、可もなく不可もなくなストーリー展開。ただ、バズライトイヤーの身辺を知るには良い機会だった。

LGM(リ
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レゴ(R)ムービー2(2019年製作の映画)

3.7

兄と妹の共存、二つの世界観が融合!

今回は、エメットというよりみんなの物語になっていた。なので、映画全体を通してミュージカルのような構成に。

音楽は相も変わらず最高!

物語は、やはり1よりも響く
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.6

ムファサの鬣ふぁっさふぁさ

現実と錯覚するほどの映像体験。

ただ、それが個人的には裏目に出ていた。

アニメ版では、肌の色や歩き方を使い分け、また個々のキャラクター性を強く出すことで、それぞれが引
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アーロと少年(2015年製作の映画)

3.1

地球に隕石が衝突しなかったら!🦕

大きいけれど小心者のアーロと、小さいけれど勇敢な少年のスポット。
正反対な二人が出会い、刺激し合っていく。

今までみたピクサー作品の中で、群を抜いて物語に集中出来
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メリダとおそろしの森(2012年製作の映画)

3.5

相対する娘の考えを理解していく母

野蛮な性格の父に似たメリダ。
その性格を母に理解させるために、母自身を野生のクマにすることで、理性を超えて〈野蛮さ〉を理解させていた。

母がクマになってから、人間
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レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

3.5

決め手は家庭の味、ラタトゥイユ

人間とネズミの共存、相容れない存在が交わる。

アニメーションの動きは、細かくてリアルだった。それ故に、大量のネズミが一斉に動いて料理しているのが少し気持ち悪く見えて
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カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

3.6

カーズ3にしてテーマに重きを置いた作品に。🏎

マックィーンはベテラン的な存在に位置し、優秀な若手たちによるニューウェーブにのまれる。

自分が尊敬する存在と自分に憧れる存在の狭間で悩み、揺れる。
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カーズ2(2011年製作の映画)

3.3

乗り切れなかったカーズの世界観から2作目🚜

カーズの世界観は、そもそも「カーズとは?」という部分を描かないようにしてるから、個人的には前作と比べて見やすかった。

カーズでスパイ映画やってみた!と
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カーズ(2006年製作の映画)

3.2

ビジュアルが苦手で見てこなかったシリーズ🚘

「車」を擬人化させてストーリーを作ろうとしたのは面白いと思う。

カーズの世界には人が出てこない。カーズこそが人間の役割をしているからなのだが、そうなると
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.3

〈トイ・ストーリー〉の本当の物語がここに。

ピクサーには「過去作を超えるような “語るべき物語” がある場合以外は続編を作らない」という信念がある。

この言葉どおり、本作ではトイ・ストーリーが今ま
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

3.8

持ち主との別れ、すなわち親離れ、子離れの物語

アンディはすっかり17歳になって、大学へ行くために自分の部屋を空けることになる。
大切にしていたオモチャたちと、ここで一つケジメをつけるときが来た。
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

4.0

ウッディ誘拐!今度はバズが助けに。

子どもの頃に何十回と見たトイ・ストーリー2。
世界観の広がりを見せ、障害に次ぐ障害に立ち向かっていく。

・バズ・ライトイヤーのゲーム内映像
・手が取れてゴミ箱に
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.0

長編初のフルCGアニメーション映画

人がいない世界になると動き出すおもちゃたち。

おもちゃは子どもに奉公する存在として描かれる。
また、アンディにとっては父親的存在でもある。
だからアンディ家には
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.8

スタンリー・キューブリック監督の遺作

現実なのか夢なのか、説明もないまま物語は進んでいく。

夢は現実で体験したことしか語られない。
だから、人は夢で死ぬ瞬間に目が覚める。
それは死んだことがないか
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.4

オデッセイ、人類が地球に還る物語。

数分間の真っ暗な画面。

約30分間に渡り映される原始の猿。
モノリスによって知能を与えられ、そして武器の使用を覚える。
そこからの壮大なジャンプカット。
人類は
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天気の子(2019年製作の映画)

3.6

利他的女性と彼女の存在意義を見出した男

これまでの新海作品は、運命の糸で男女が結ばれていた。
それに対して、本作はお互いの行動に惹かれて結ばれる。

罪と罰をモチーフに、自然に逆らうことで人柱が犠牲
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.6

見てしまったら最期、幸せに自害する

本作は、見てはいけない存在が何だったのかということをあまり重要視していない。
ではこの映画は鑑賞者に何を伝えようとしているのか。
それは情報社会の現代に生きる私た
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.7

もはやビッチではなくなったヒロイン

「タイムリープ」の縦の動きから「多元宇宙」という横の拡がりが生まれて、その手があったかと感心した。

感電死、首吊り、飛び降りなど、どうせ自殺するなら色んな方法を
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

誕生日にビッチが何度も殺される?!

こんな謳い文句を聞いたら見ざると得ませんでした(笑)

途中で吹っ切れて、髪を染めたり裸で歩いたり、どうせ死ぬならやってみたいことをしようとする、ある種ポジティブ
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.8

尊敬と継承、悩めるスパイダーマン

ドローンだからこそできた現実と幻想の交わりは面白かったが、それ故に俯瞰してみると大したことない話でツッコミどころのある構成だった。

ただ、それを帳消しにするかのよ
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ソナチネ(1993年製作の映画)

4.2

〈ソナチネ〉を歩むしかなかった男

「あんまり死ぬの怖がってるとな、死にたくなっちゃうんだよ。」

海が死の世界ならば、村川たちは生と死の境界である砂浜で遊び呆ける。

死が漂う詩的な場で遊び尽くす。
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.6

バットマン誕生の物語

子供の頃に落ちた井戸でコウモリの群れに襲われる。…①
その後、オペラでトラウマが想起され、逃げるように帰る。その帰り道で両親が殺害される。…②

ウェイン(後のバットマン)は、
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レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

3.7

いつも孤独な、かまってちゃん同士の喧嘩

これまでティムバートン版やクリストファー・ノーラン版など様々な世界観の中でバットマンは描かれてきた。

本作はそれらを踏襲しつつ、コミカルなバットマンとして登
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LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

4.1

世界を救うのはあまりにもフツーな男!

バットマンやスーパーマンなど錚々たるメンバーがいるなかでマニュアル人間が本作の主役。

レゴブロックならではの表現方法、妥協のないアニメーションとコメディのバラ
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くもりときどきミートボール(2009年製作の映画)

3.3

フィルロード & クリストファー・ミラー処女作

自分の足からは逃れられない。
これまで歩いてきた過去も、今立っている現在も全て自分自身なのだ。
今まで目立つことのなかった主人公が、水を食べ物に変える
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22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

3.7

足りない男たちがまたもや主役!

高校から場所が変わって大学が舞台。

・「今回の事件は、前回と似てる…いや全く一緒だ。」
・「もう予算が余ってないよ、壊さないでくれ、おい、あれわざと壊してるぞ。 」
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21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

3.8

足りない男たちが本作の主役!

おバカでふざけ倒しているのにB級映画になっていない。

映画とは思えないほどリアルな世界で、理想化されていない主人公たちが、誰もが経験したことがあるだろう友人関係で悩む
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.8

警察に出頭した天才ハッカーが語る顛末

仮想空間である〈ウェブ〉でのやり取りを現実世界の地下鉄に見立てることで、視覚的に理解することが可能になっていた。

4つのシュガーが1つになる。
1つのシュガー
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.8

法螺吹きの父が話す現実とファンタジー

現実と回想で画面のトーンが顕著に変わる。
回想シーンは、華やかな色調を用いてリアリティを排し、そこにファンタジーを生んでいた。

現実の出来事はそれ以上を語らな
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フォロウィング(1998年製作の映画)

3.8

クリストファー・ノーラン、デビュー作

1998年の作品ではあるがモノクロで撮られている。(フィルム・ノワールを意識したものだろう。)

よって一見シンプルな画面に見えるがさすがはノーラン、かなりの拘
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アラジン(2019年製作の映画)

3.9

魔法のランプでも人の心は操れない。

今回のアラジンは、ミュージカルコメディーであってヒップホップ要素も加えられているような現代的な作品になっていた。

魔法のような幻想や嘘に頼るのではなくて本当に大
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.5

人間よりも熱い心の持ち主、コング

人間ドラマが中途半端に度々語られる。
しかし登場するキャラクターの中で一番人間らしいのはキングコングであって、それ故に軍人の人間味エピソードがイマイチ効果を持って伝
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.6

社会への不満と孤独からの解放を求めた男

ストーリーはトラヴィス視点で語られるが、カメラはトラヴィスと距離を取った客観的な視点で映される。

そのためトラヴィスの危うさや狂気、社会との隔たりがより強調
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