daradara

行き止まりの世界に生まれてのdaradaraのレビュー・感想・評価

4.2
目の前の壁を超えた先に光はあるのか。

容赦なく訪れる現実と離れていく理想。

友達、母親、社会の三つの軸が交差しながら突きつけられる真実とさまざまな愛情。
どこにでも棘はあって、裸足で歩くには辛すぎた。
スケートボードは束の間、刺々しい現実を颯爽と抜け、爽やかな風を感じられる唯一だった。

そして何といっても、ドキュメンタリー映画であることを忘れるほどの編集に圧倒された。
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