昔ビデオで見た事があったが全て忘れてたので、今回映画館でシッカリと観ることで作品の真髄が分かったような気がした。
サミュエル・L・ジャクソンとジョン・トラボルタの殺し屋コンビ、一見ありそうだがこんな漫画チックな二人組は実際は存在しないだろう。何故なら彼らの殺し屋としての人生観が余りに現実離れしていて人間としては薄過ぎる。
ブルース・ウィリスも濃い役を演じていた。彼と恋人とのやり取りの中には我々が共感出来る日常があるが、ウィリスが生きてる場所は全く日常とかけ離れた場所である。そのギャップが観てる者を刺激する。
また、クリストファー・ウォーケンがベトナム戦争帰還兵役と言うのも意味深く「ディア・ハンター」から抜け出て来たのではないか?と錯覚してしまう。
見終わった後も色々考えさせられる映画だった。