なると

パルプ・フィクションのなるとのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
4.5
8月にタランティーノの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が公開されるということでタランティーノ映画を追っかけます。
実はまだ『レザボア・ドッグス』しか見ていないという、映画ファンであるのに何か恥ずかしい思いをしています。
監督第1作目である『レザボア・ドッグス』は強烈な印象を与えてくれました。
2作目は有名すぎる『パルプ・フィクション』。否が応でも、「期待」の文字が頭を駆け回ってました。

いざ見てるみると、やはり中毒性が高い。何度も見たくなるようなシーンの連続。ツイストコンテストやビッグ・カフナバーガーのシーン。会話がくだらないが、なぜかそこがハマります。ストーリーの意味が明確に分からない作品は好みではありませんが、その中でハマる映画はタランティーノぐらいかもしれません。
でも1番気になったのは、ヴィンセントがあっけなく殺されるということです。これはある程度の意味があるのかなと推測してます。その意味をいま、模索中です。
くだらない会話の中に意味はない作品なのかと感じていましたが、ヴィンセントの呆気ない死などがこの物語のサブテキスト的な役割を果たしてるのかもしれないと思いました。
なると

なると