やや

ピンポンのややのネタバレレビュー・内容・結末

ピンポン(2002年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ペコがあまりにハマり役で感心した。ちょっとオカシイ天才肌、嫌いじゃない。
キャラがみんな立ってて、あだ名があるのも覚えやすくてとても助かる。
スマイルもカッコイイけれど何よりオババが見た目も性格も声もカッコよすぎる!

才能に甘えて努力をしないかつてのヒーローと、10倍100倍1000倍努力をし続けている『飛べねぇ鳥』のアクマ達。
才能を見出されて本気を出し、ドラゴンに勝ったスマイルでさえ、ペコには勝てず。

「答えてくれよ!どこ見て歩きゃ褒めてくれるんだよ!」

才能に胡座をかいた天才は越えられても、同じだけ努力をした天才には絶対に勝てない。
『才能』を題材にした、なんて非情な物語なんだ。
だがそれが良い。

大好きな卓球で世界で戦い続けるペコは、スマイルやアクマ達だけじゃなく、これからは世界の子どもたちやみんなにとってのヒーローでい続けるんだろうなぁというラスト。好きです。

漫画の実写化としてはかなり良い出来なのでは…?
原作も読みたくなりました。
やや

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