芸術3.5 音楽3.5 演技3.5 脚本3.75 深度4.0
LALALANDのレビューで「ただのトリビュート」みたいなことを目にしたことがあったけれど、これを観て「リスペクトシーン(?)の存在感って強烈なんだ」と、ようやく意味がわかりました。
確かに上手く(視覚的)原作を利用できれば「胸熱!」ってなるけど、あからさまだったり、それが連発されると、そこばかり目が行ってドッシリと観ていられなくなってしまうんですね。
でも普通に面白い映画だと思います。若干走りぎみな所はあるけれど、構図は一様に成り立っているし、何より窪塚がアツいです。
CG技術が微妙だったり、助演があんまりだったり、先述の原作リスペクト問題もあるけれど、「構図(シナリオ)と窪塚」に絞って観るときっと面白いと思います。