夏色ジーン

英雄の証明の夏色ジーンのレビュー・感想・評価

英雄の証明(2011年製作の映画)
3.3
感想川柳「人間は 崇高さとは 程遠い」

U-NEXTにあったので観てみました。φ(..)

ローマの英雄コリオレイナスに、小国のリーダー、オーフィディアスは何度も戦闘を挑んできたが、なかなか打ち勝つことができなかった。コリオレイナスが執政官に推薦されると護民官が市民を煽り、もともと挑発的な発言が問題だったのが災いして市民は暴徒化。ローマを追われたコリオレイナスはある目的を秘め、宿敵オーフィディアスの前に姿を現わす…というお話。

これもまたシェイクスピア作品の「コリオレイナス」をあのレイフ・ファインズが監督、主演で現代風にアレンジしたもの。( ̄。 ̄)これはシェイクスピア最後の悲劇と言われてるみたいですね。

レイフ・ファインズしかこの役は出来ないんじゃないかと思うほど気迫のこもった演技でした。(-o-;)その次はお母さんだね( ゜ρ゜ )舞台劇を見てるような雄弁な語り口だった。ジェラルド・バトラーはビミョーに小物に見えた(笑)( ̄▽ ̄;)

でもやっぱり現代風でローマに侵攻とかめちゃめちゃ違和感がある(・_・;TVがあるのに兵器は戦車止まりで飛行機とか無いもんな〜(*_*;そこだけ気になる。

これを見てると民衆はちょっとした不満から簡単に煽られてしまうんだなと実感。ヽ(´o`;そりゃ現代でも間違ってようがマスコミに煽動されるわけだ。口が上手くないが国のために尽くした人間も貶められてしまう。まぁコリオレイナスもプライドが邪魔して余計なことをしてるけども。(^_^;)善人がいないわけじゃないのに、悪意に包まれてみんな愚かに見える。(´д`|||)まさに悲劇。

んでまず(^_^)/~~