なすび

ヒトラー 〜最期の12日間〜のなすびのネタバレレビュー・内容・結末

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

晩年のヒトラーはこんなにも衰弱していたとは知らなかった。しかもストレスからくる手の震えとか、ヒトラーにもストレスあったんやって思った。しかしカリスマ的存在やと思われてたにしては、日常の発言からしてめちゃくちゃすぎてこんな人信じられんな…と思う。それは現在の自分がヒトラーがやった色々な悪いことを知ってるからなのかもしれないけど…。そもそも忠誠心とか誓いとか、なんか自分にはあんまよくわからん。結局自分は自分が一番大事やし、命は助かりたい誰よりも生き延びたいと思ってしまう気がするから、ヒトラーが死んで戦争に負けた後も、「ヒトラーに誓ったから」って自殺する人の気持ちがよくわからなかった。戦後捕まりたくないからとか、この後どう生きていけばいいのか分からないからみたいな理由で自殺するならまだわかるのだけど。そんなに自分の世界を誰かに預けていいものかねと首をひねってしまうね…というのもたぶん2023年に生きているからなのでしょうか、1945年のドイツの多くの人々はそうもいかなかったのかな、そうもいかなかったからああなっていたのだろうけど、いまいちすんなりわかれない。

まるでディストピアみたいだなと思う瞬間がいくつかあった。

秘書の証言をもとに作られていて、秘書さんが主人公かなって感じだけど、この方が正義の側っていうわけでもないしなんともいえない距離感でふわふわした。唯一言ってることがまともだなと思ったのは内科医の教授だった。

ヒトラーが死ぬ直前に結婚してたことも知らなかった。エヴァ・ブラウンさんの存在も初めて知った。
しかし犬はなぜ殺されないといけなかったんだ?ヒトラーに飼われていた犬だからと言って裁判にかけられたり殺されるわけでもなかろうに…野原に解放してやれよ!犬は犬で野良犬として一人でやってけるって

ゲッベルス役の人なかなかアクの強い顔!子どもの時見てたらトラウマなったで

トーマス・クレッチマンどこかで見たことある顔だー!めちゃめちゃイケメンだぁ!と思って調べたら色んな映画出てらした。さらになんと今度のインディジョーンズに出る予定ではないか!こりゃ楽しみ
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