なりかけゾンビ

第5惑星のなりかけゾンビのレビュー・感想・評価

第5惑星(1985年製作の映画)
3.9
人間と異星人ドラック。見た目も言葉も生き方も異なる2人が憎しみや差別を乗り越えて生きていく。良作SF映画


内容
21世紀末複数の惑星を手に入れた人間とドラコ星人(通称:ドラック)は戦争をしており、2機の戦闘機が宇宙でのドッグファイトの末ある惑星に墜落。そこは危険な生物が蔓延り、隕石が頻繁に降り注ぎ、冬は厳しい惑星だった。一人と一体は生き残る為に嫌々ながら協力していく中で、徐々に友情が芽生える。


舞台となった惑星ではカブトガニみたいなのや土から触覚だけだす凶暴なクリーチャーがいたり、大量の隕石が降ってくるシーンはインパクト大‼️

また、ストーリーが本当に素晴らしい!
仲間を失った悲しみや憎しみ、理解出来ない言動から生まれる不満、見た目への偏見。
そういったものを乗り越えていく2人を見ていると、地球人同士の差別なんてちっぽけで、頑張れば乗り越えられる問題だと思わせてくれる❗️

そしてこの映画は世代を超えて描かれているのも印象的。
新しい概念を作り出すのは新しい世代であり、それを過去の生き物が足を引っ張ってはいけないんだと思わされる。

オープンニングのタイトルではENEMYの中にMINEが入っていて、デザインが秀逸


終盤のSF要素を感じさせないアクションもなかなか面白かったww


偏見は良くないけど、数々の名作に出てるブライオン・ジェームズは世界中の悪役の中でも、見た目の醜悪さがトップレベルだと思うwwww
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