TomoeOshima

イントゥ・ザ・ワイルドのTomoeOshimaのレビュー・感想・評価

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)
2.8
男の人が好きそうな映画かなぁって。
私はあんまり共感できない。
1人で荒野を旅したいとは思わないタイプなもんで。

自分探しとか言って、
いくら1人で旅に出たって
自分は見つけられない。
どこにいたって自分は自分。

都会にいるから見失うような自分なら、
自分を鍛え直すほうが先決。

本当の幸せは人と分かち合ってこそなんだって気づくの遅すぎ。

始めから
もっと周りに感謝できていたら
文明を捨てる必要なかった
(結局文明を捨てきれなかったけど)

自分に矢印を向けることができず
幸せを感じられないのをまわりのせいにして
独りよがりに自然の中に逃げた青年が
一冊の本に救われて本当の幸せとは何かに気づいたけど、
時すでに遅く死んでしまったというお話。

でも、人生でいつ、どのタイミングで
それを悟るかは人それぞれで
自分のやりたいように行動した末に
最後に答えを見つけることができてよかったのかもしれない。

この人の場合、このプロセスを経ないと気づけなかったのだから。
TomoeOshima

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