特に理由は無いのだが、何となく観てしまった「アイ・アム・レジェンド」。実は何度か観ている本作。何度か観ている深い理由なんかも特にはないんやけれどね。
とまぁ、たまには娯楽テイストの有名な作品も観たくなるプチ衝動。主演はこのような作品では無類の力を発揮するウィル・スミス。アクション多めの作品とも非常に相性が良いのだ。
犬のサムとの共演。このワンちゃんが最高のパートナーであり、サムがいると、いないとでは、かなり印象が変わるコト間違いなし。
基本的には、科学者のネビルと愛犬サムのふたりの世界。暗闇に潜むダーク・シーカーとの争いを描く。弱点は紫外線。いや、ヴァンパイアやないんやから。なんて、今更ながらにも感じてしまうがコノ設定が良いのよねん。
今度は逆にダーク・シーカーにハメられて宙吊りにされてしまうネビル。心配そうに吠えて起こそうとするサム。何とか、目覚めたが…もう日没間際。そう、ヤツらの時間が来てしまう。
そんな、ハラハラさせる瞬間の描き方が良いね。結果はご存知の通りやけど、サムに感情移入してしまうには十分な内容だと感じる今日この頃。
ラストも凄まじいばかりの攻防戦。ガラス一枚で隔てられるこの世界。高まった緊張感が良いね。そういや、何でも別エンディングもあるとか。つまりは、真逆の結果なのかな。それはそれで気にはなるけども。
改めて観ても娯楽性のある作品だとは思うが、それだけではない孤独さや切なさを盛り込んだ内容でもあったかな。元ネタである「地球最後の男」と言うのも、いつかは触れてみたい。
