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追跡者のbluetokyoのレビュー・感想・評価

追跡者(1998年製作の映画)
2.7
2023年11月21日 13:40~ テレビ東京 吹替え
やたらとテキパキと働くジェラード連邦保安官と逃亡犯なのにやたらとスペックの高いマーク。ということで、なんか切迫感というか真剣みが感じられないまま、スピーディーに事態は進んでいく。おまけ企画というのはえてしてこういうものなのかもしれない。おまけとして楽しむならそれはそれでいいのだが。

簡単にあらすじ。
マークはクルマ事故に遭って、病院に入院。被害者だと思っていたら逮捕された。ほかの犯人らと一緒に飛行機で護送。
その飛行機には、ジェラードも乗っていた。
飛行機は事故に遭い、そのどさくさにまぎれマークは逃亡。追うジェラード、逃げるマーク。

これから捜査を開始するというときに、保安局から、ジョン・ロイスという男が参加する。
勝手なことをやるので、ジェラードが怒って、ジョンに手錠を賭けるが、針金かなんかをカギ穴に差し込んでカチャカチャして開けてしまった。これは、マークと同じである。伏線なのかな。

オレは殺していない、信じてくれと逃げるマークだが、二人の男の殺人容疑で逮捕されたらしい。

で、しばらくすると、マークは、実はCIAの工作員で、二人を殺したときに、ある中国人と会っていたというのだ。その中国人が黒幕だということでその中国人を探し始める。
殺人容疑は、CIA工作員としてなのか一般人としての扱いなのか、なんとはなしに一般人のような気もするが。
というより、人を殺していないといいつつ、やっぱ殺している。正当防衛で殺したといいたいわけだが、それでも、人を殺していない、とはならないだろう。

一方、ジェラールの方は、監視カメラのテープを手に入れ、あれ、マークは、襲われたから殺したのか、と気付くのだ。
さらに、いろいろと調べていくうちに、マークがCIA工作員だとわかる。
で、中国からのスパイとグルになっているやつらにはめられたことも知る。マークを襲った二人というのは、その中国のスパイとグルなやつらなのだ。

さらに、途中で加わってきたジョンも、中国のスパイとグルなのだった。CIAは、そんなに組織がユルユルなのかと思ってしまうが。

マークは負傷して入院するのだが、ジョンがマークを消そうとして、病院に現れる。ジョンの正体を見破ったジェラードが、ジョンを逮捕して一件落着。
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