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エイリアンVS. プレデターのarchのレビュー・感想・評価

エイリアンVS. プレデター(2004年製作の映画)
4.2
現状プレデターのアクションが最高なのは本作で間違いないです。
実際のアクションシーンだけではなく、細かい所作が全部「狩人」然としている感じで、カルト的にまで狩りを重んじた種族というのがしっかり伝わってくる。

物語も最初の方に小賢しい話はありますが、途中からろくな会話シーンがなく、クライマックスで一言も会話がない。なぜならプレデターと会話は出来ないから。ラストからしても宇宙人との出会いながらも『E.T』ではなく、『未知との遭遇』なのだとわかる。
プレデターとの共闘も激アツで、戦士として認められること、その展開の熱さがしっかり描かれているし、人間そっちのけでエイリアンとプレデターが殺し合う展開で人間を投げ捨てるのがあってからこそめっちゃ良い。

実は一作目を踏襲したようなジャンル映画内への介入の感覚と後半の怒涛の一本道ストリートな展開、やはり大好きな作品です。
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