もりりた

エイリアンVS. プレデターのもりりたのレビュー・感想・評価

エイリアンVS. プレデター(2004年製作の映画)
3.5
登山家のレックスはウェイランド社から突如呼び出し。様々な分野の専門家が集められたオフィスで明かされたのは南極の孤島で検出された熱源と、そこにある古代建造物。新文明発見プロジェクトの一員として現場に向かうレックスだがその遺跡にはエイリアンが眠っていた。

久々のバトルで双方テンションが上がっているのか、プレデターの切れ味、エイリアンの酸も強めでハラハラ!野生味あるエイリアンだけど尻尾を器用に扱う機敏さもプレデターに負けてなくて驚いた!チーム人間はカラクリ遺跡の時点で腰が引けてるのに両怪物にメチャクチャ狩られる可哀想な展開。ウェイランドが一度生かされたのに火炎放射して報復のシーンは切なすぎた。結果、新コンビ誕生の後半は感情移入のアテがなく…

儀式としてエイリアン相手に戦い、そのエサが人間という設定は何となく理解できたが、レックスとプレデターが組む展開はついていけず。エイリアンを一刺しした起死回生の槍がキッカケっぽいけど、プレデターにも仲間がやられた顛末を見ていた割には切り替えが早過ぎかなと。「クソ醜い化け物め」でドカンの吹っ切れたインパクトより、無事に生還させるのが仕事と語っていた使命感とのギャップが気になった…

プレデターのフライング槍グサ!はカッコよかったし、レックスのパートナーは素顔をじっくり見られて意外と目が可愛い事に気付けたけど笑 カリスマモンスターをバチバチに戦わせた上、適度に人間も入れてドラマも成立させるなんて難しいよな…
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