もりりた

21ジャンプストリートのもりりたのレビュー・感想・評価

21ジャンプストリート(2012年製作の映画)
4.0
学生時代にスポーツマンで人気者だったジェンコとぽっちゃりオタクのシュミットが新人警官に。薬物捜査のため学生に扮して潜入するタスクを与えられた2人。意図せずスクールカースト1軍メンバーになったシュミットは捜査ともかく学生生活を楽しみ始める。

ジェンコとシュミットどちらもいいキャラ!おふざけや下ネタが次から次と出てくるがしつこくなく、潜入捜査はもちろん、すれ違いを経てパワーアップする絆のドラマも楽しめる良いバランスだなと。ブリーラーソンは宇宙最強ヒーローではなくともめちゃ可愛く「もっと男らしいやつを」とか「ヒザを曲げて、セクシーだね」というジョーク交えたシュミットとのやり取りがいちいち可笑しかった!咳込みトラウマ克服してプロム誘う場面も良くて地味に沁みた!

色々な学生にスポットが当たるのも好きな感じ。まさかのオタクグループで不服だったジェンコも爆発実験を楽しんで盗聴の仕掛けまで全面協力!得意なところを活かしてチームワークするのが微笑ましい。シュミットは楽しみすぎて売人側に情が移り、ジェンコは悔しそうだけど強く言えない不器用さも共感できて良かったな。テンポが良い上に適宜ボケが入るためか、2人が仲良くなるきっかけは曖昧な気がするし元締めの正体にも特に驚きなく。話の起伏や転換はフワっとしてるけど、それでもいい意味でダラダラと楽しい映画!

はちゃめちゃなラストアクションは凄かったけどどちらかというとただ喋ってるシーンが印象に残ってる笑 個性の強さ半端ないコンビ!
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