ずっと劇場で観たくてやっと観れて嬉しかった。モノクロは薄いテレビだと見る気なくすから。
オープニング、1分間沈黙、ダンス、ルーブル美術館ダッシュ、随所にオッとなる挑戦的なシーンが散りばめてあって、詩的なセリフで退屈になるかと思いきや飽きずに観れた。質の高すぎるB級映画みたいな印象。
あと、ストーリー的に暗くなるかと思いきやなんだか底抜けに明るいような、愉快でまじかよハハハみたいな邦画にはないようなラストとか、映画というより劇を観たようなかんじになった。スパッと終って気持ちよかった。
終始アンナカリーナがかわいいし、何が好きかも分からないような奥手で不思議な役が良かった。脚が綺麗。ダンスしてるアンナカリーナ物凄い魅力的だった。
あと、水がうごく意味わからないオモチャが少しほしい。カフェの名前が「万事快調」なのがなんかいい。