「これは夢か。夢が現実か」
フランツのセリフ通りの映画。
好きな女をたぶらかして強盗するというプロットだけでもあべこべなのに、深刻な出来事に対して感情や音楽やアクションが軽くて、さらにぐちゃぐちゃに…
ゴダールにとっての不滅の恋人アンナ・カリーナとの美しい共犯関係が、映画の行間からこぼれ落ちるように、幸福な時間として心を満たしていくようだった。
こうした機微は、原題『bande à part』(…
パリから帰ってきたので鑑賞
街並み、60年前からあまり変わってない。モノプリがあんな昔からあることにもびっくり。
ゴダール作品の中では割と見やすいと感じた。突拍子のなさがそこまで強くはないというか…
©1964 Gaumont ‒ Orsay Films