青春映画であり、反・青春映画でもある。
この作品が特異なのは、青春のエネルギーと共に、その空虚さや孤独までもが透けて見える点。
主人公たちは何かに抗うように遊び、笑い、走るが、心の奥には常に世界とう…
軽妙。ヒールを履いた華奢な女性のイメージ。
手持ちカメラの軽さがそのまま映画の質量を決定しているのか、それとも、確かに映画なのだけど、持ち出して撮ったような画面が出来事をさっぱりさせてるのか。
行為…
これ確か初ゴダールで映画館で観たけどヒロインと男二人組の温度差にビビった記憶。特におばあちゃん殺したあとに口説いてるシーンとか男二人の心理が理解不能すぎてあまり入り込めなかったな。今また見直したら変…
>>続きを読む記録
【(映画)】
60年代ゴダールには、フィルモグラフィの連続性よりも同時性を読み取るべきか。彼はひとつの映画を描きながら、同時に他の映画を描いていた。また冒頭で示されるように彼はこの時点で、…
ちょっと成長したかも。
面白かった。
たしか去年の夏頃初めてのゴダールとして『気狂いピエロ』を見て何も分からず自分が映画について無理解であることを察した。
それから約1年、ある程度見た映画の量も…
©1964 Gaumont ‒ Orsay Films