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リリイ・シュシュのすべてのKのレビュー・感想・評価

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)
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十年ぶりくらいに観たけどちゃんと徹頭徹尾キショくて吐きそうになったので改めて強い映画だと思った。十四〜五歳のクソしょうもない絶望的人生観と自己陶酔がここまでしっかり形になっている映画他にないと思う。色々起こってるように見えるけどストーリーなんてあってないようなもんで、テーマも深そうに見えるけどその実カスみたいなナルシシズムしか存在しない。今の時代に改めて観ると、登場人物達の行動も言動も全てがSNSのメタファーみたいに見えたのは新しい見え方で面白かった。
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