たむランボー怒りの脱出

リリイ・シュシュのすべてのたむランボー怒りの脱出のネタバレレビュー・内容・結末

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

初見。確かに感情を揺さぶられたがそれはショックなことが画面で起こってるから生理的な反応に近い。音楽が唯一の拠り所と取れる話の展開なのに結局ダメだったのが可哀想すぎる!最後の方で市原隼人がピアノの椅子の上に立つカットがあるけど、写し方がどう見ても首吊りにしか見えなくて、これはあまりに可哀想(不謹慎という言い方はしない)だから良くないと思った。何というか映像に悪意のようなものが写りこんでしまう。(この映画の悪の源泉としての星野がクラスメイトを支配するための道具としてビデオカメラを使っていたこと)。うーん、色々ショックな映画なので退屈はしないけど、この映画にあれば良かったのは慈悲だと思う!(何だ急に) リリイ・シュシュが結局は空虚な中心でファンの治安があまりに悪すぎる……のであれば、どこに救いが……全然冷静に見たけど普通に中学のとき見てたらまあまあショックだったかも!