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真夜中のカーボーイのkmtnのネタバレレビュー・内容・結末

真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ジョーがカウボーイの格好をするのは「女性を落とすための男性的魅力を演出するため」と劇中で言っているが実際は彼の中の潜在的なホモソーシャルや自尊心の現れに思った。
最後に明るい服に着替えるのはリコに対して自尊心やホモソーシャルを超えた友情を自覚したためだと思う。
過去の無駄に上手い省略やサイケシーン。どれも狂っていて飽きない。その狂った世界観の中心にいるのは偽者で純朴なカウボーイ。その対比が面白いし彼がどん詰まりに進んで行く様が悲しい。
ラストは切ないが決してウェットなだけではなく少しだけ救われた。
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