ロアー

ブラッディ・バレンタイン 3Dのロアーのレビュー・感想・評価

3.3
バレンタインなので。
DVDを買って1回観たきりだったのでおよそ10年ぶりの再鑑賞です。オリジナル版の「血のバレンタイン」は観たことがないのでまた来年かな?

このDVD、実は3Dになっていて昔ながら?の赤と緑の3Dメガネが4つ付いてきて家庭で3Dが楽しめます。当時はツッコミしかなかった仕様だけど、家庭に3Dが普及した後の今となっては3Dプレイヤーも3Dテレビも必要なしに3Dで観せようとした気概が画期的に思えてきました。
3Dメガネをかけて最初の新聞記事のナレーション聞いてると、なぜか「スパイダーマン・ザ・ライド」思い出すの私だけかな?

それは置いておいて、まずどうしてこのDVD買ったかというと、主演のジェンセン目当て以外の何ものでもないので、街の人たちがみんなジェンセン演じる主人公に冷たくて辛い。ジェンセン、ただ立ってるだけでも圧倒的にかっこよくてそれもまた辛い。

肝心のホラー要素については、ガスマスク×炭鉱ヘルメット×ツルハシというホラー界隈では結構モテファッションじゃないかと思う殺人鬼が、よく刺さるツルハシで容赦なく血を撒き散らしてて楽しい。惨殺死体から始まり、冒頭5分もしないうちに目玉が飛び出してくるモタつきのなさも良い。しかもバレンタインなのでこの殺人鬼、スウィートなメッセージ(血文字)やハート(心臓)をくれたりとなかなかのロマンチストです。
「殺人鬼キャラ彼氏診断」があったら、"一見寡黙に見えて実はロマンチストなイケメン殺人鬼"として結構当たりキャラだと思う。推せます。
だけど、実際に「ホラー映画殺人鬼との相性診断」をやってみたら私と相性が良いのはフレディさんでした。"一度狙ったやつは逃さず最期まで痛めつけたい"というネチっとしたドS根性との相性が良いです。

ところで、殺人鬼相手に全裸のお姉さんが思いの外粘って健闘してて、最終的には内臓まで見せてくれちゃうので本物の丸見えってこーゆーことだなって痛み入りました。
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