ジガ・ヴェルトフの伝説的なドキュメンタリーサイレント映画
路面電車や電話など映っているものは確かに1920年代のソ連の日常だけどあまりにも映像がスタイリッシュかつ画期的すぎてとてもその当時に撮られた作品とは思えず素晴らしい映像表現の暴力を浴びせられた
しかも100年近く前の作品にカメラを持った撮影者が映像の中に登場するというメタ的な構図が出てくるけどこれも当時としては画期的だったと思う
フランスの若き天才監督ジャン・ヴィゴの『ニースについて』に似ているのと、ゴダールが選ぶオールタイムベストが本作らしい