のんchan

セブン・デイズ・イン・ハバナののんchanのレビュー・感想・評価

3.8
今年度は全身を隅なく健診しよう❗️
と決めていて、今日は初めての大腸CTを受診した。
前日からの食事制限(病院指定レトルト3食)と21時に飲む下剤(1000ml)がクソ不味くて本当にしんどかった🤢2度と経験したくない😫そして夜中8回のトイレで不眠😵‍💫
検査自体はまぁラクだったけど。

帰宅してもなんだか身体がシャンとしないので、気分だけでも上げようか?とキューバ🇨🇺の明るい音楽を求めて🎶

首都ハバナを舞台に、世界各国の一流監督7人が1日の出来事をそれぞれ描いた1週間のオムニバス❗️



⚫︎月曜日『ユマ』
🇵🇷ベニチオ・デル・トロ監督
(商業映画で監督デビュー作)

ハバナの映画学校に通うという名目でやってきたアメリカ人青年(ジョシュ・ハッチャーソン)が、言葉が通じないなりにも女の子を引っ掛けるのだが...乗って来た女(オテロ・レンソリ)が実は...😲


⚫︎火曜日『ジャム・セッション』
🇦🇷パブロ・トラペロ監督

エミール・クストリッツァ監督が名前もその通りの映画監督役で出演⭐️
しかし情緒不安定で呑んだくれのど〜しようもない監督で、雇われた運転手が世話をするが、彼はトランペッター🎺でもあり、その音色と人柄が気に入られ友情を深める。男2人で肩を並べる朝方の海辺のシーンがイイ♫


⚫︎水曜日『セシリアの誘惑』
🇪🇸フリオ・メデム監督

歌手セシリア(メルビス・サンタ・エステベス)は、スペインからのスカウトマン(ダニエル・ブリュール)のオファーを受けるが、スペインへ渡るのか?野球選手⚾️の恋人と留まるのか?選択を悩む💞


⚫︎木曜日『初心者の日記』
🇮🇱エリア・スレイマン監督

カストロを取材に来たエリア・スレイマン監督本人が出演⭐️
ホテルの部屋は始終カストロの政治ニュースが流れる。海辺に出て浜風に吹かれ、地元の人達の様々な人間模様を眺めている👓
流石、スレイマンらしい構図、カラー、間合い、お洒落さが溢れていて好みだったな〜✨


⚫︎金曜日『儀式』
🇦🇷ギャスパー・ノエ監督

10代の若者がノリッノリで腰を回してリズムに乗せて踊りまくる🎶
若者ペアの中には女の子同士のキスも👩‍❤️‍💋‍👩キューバは同性愛が蔓延しつつあった。娘がレズビアンと知り驚いた両親が呪術師からお祓いをしてもらう。娘を海水に浸からせ真っ裸にされるって😨


⚫︎土曜日『甘くて苦い』
🇨🇺フアン・カルロス・タビオ監督

水曜日のセシリア役が出て来て、曜日でリンクしている役者がいることが解る💫
キューバ人監督らしく、キューバの生活感の細々が見られる。ビックリしたり😮クスッとしたり😂いや〜女性強し😁


⚫︎日曜日『泉』
🇫🇷ローラン・カンテ監督

一家の女帝の婆ちゃんはカトリックの深い信仰者。川の女神を崇めるパーティー🎉🥳をすると決めた日にゃ、家族親戚総動員で家の改装工事をさせられる🧱
しかし、鶴の一声でファミリーが動き出す絆の深さに仰天した😧


ハバナに息づく人達のバイタリティ、身体に染みているリズム感♬鮮やかな色彩は異国情緒たっぷりで、ちょっとマニアックながらも私はとても楽しめました🌟
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