2018.12.3 DVDで鑑賞。
アメリカ版DVDです。

イギリスのハマーに対抗してホラー映画を製作していたアミカスによるオムニバスホラー。
アミカスはホラーでもやたらとオムニバスが多い。初期には佳作もあったが後年はネタ切れか、あまり出来がよろしくない。本作も出来の悪い方に入る。

ピーターカッシング演じる骨董屋で買い物、あるいは万引きをした人たちが酷い目にあう4話構成。

400年前の鏡を買ったデビットワーナーは鏡の死霊に操られて人を殺す。これが1番まとも。

勲章を万引きしたイアンバネンの奥さんは英国のマリリンと言われたダイアナドース、しかしドナルドプレザンス親子に付きまとわれる。娘のアンジェリカは演技とは思えないほど不気味で怖い。

嗅ぎタバコ入れを買ったオッさんは悪霊に取りつかれるも怪しげな霊媒師に助けられたと思ったら、、。ちょっと笑える。

ドアを購入しクローゼットのドアとして取付けた青年はドアの向こうに別の部屋が現れて酷い目にあうが正直者なので唯一ハッピーエンドになる。

「呪われた墓」と言う邦題があるので日本ではテレビで放送されたのでしょう。
監督は何を撮ってもB級映画になるケビンコナー。俳優は意外と豪華です。

ケヴィン・コナー初監督作品。このままホラー道を進むのかと思ったら「恐竜の島」「地底王国」の方に行ってしまった。本作はオムニバス形式のホラー。骨董店の客が体験する4つのエピソード。1話「鏡」交霊術、血を求める霊。2話「勲章」命令。３話「嗅ぎ煙草入れ」肩の霊。4話「戸棚の彫刻」暗黒実験の生贄。エピローグ「強盗」。骨董店主はピーター・カっシング。
上野東急にて。併映「新ドラキュラ　悪魔の儀式」。こちらにもカっシング出演。