YosukeIdo

交渉人 真下正義のYosukeIdoのレビュー・感想・評価

交渉人 真下正義(2005年製作の映画)
4.2
映画ブログを更新!おすすめクリスマス映画♪

【交渉人 真下正義】※ネタバレあり
https://ameblo.jp/cinefil-club/entry-12323937215.html

「邦画だから」「TV映画だし」
「お金儲けのスピンオフじゃん」

そんな事言ってこの映画をなめてもらっちゃあ困るんですっ!!!

ワタクシ、大絶賛の一本です。

所謂スペクタクル・サスペンス・アクション系の邦画大作で成功した例って数少ないんだろうなとは自分も思います。

内容や質が伴った成功例としては…『THE LAST MESSAGE 海猿』『アイアムアヒーロー』『SP -野望篇-/-革命篇-』『WHITEOUT』『男たちの大和』『図書館戦争』『外交官シリーズ(アマルフィ・アンダルシア)』などでしょうか。

本作は確実にその中の一本に入って来ます。

本作の舞台は「クリスマスイブ」。

実は「クリスマス」と「パニック映画」って結構相性が良いんです。

『ダイ・ハード』とか。

『ダイ・ハード2』とか。

…『ダイ・ハード』とか。

冗談っぽくなりましたが笑

パニック映画を描く上で欠かせない要素が「群衆」です。

多くの人が集まっている場で事件が起こり群衆が混乱しカオスな状態になる=パニックな訳ですから、「群衆」という要素は大事な訳です。

クリスマスというのは冬の一大イベントですよね。

どこもかしこも人出は多いですし、混雑が発生しています。
もちろん、日本のクリスマスもご多分に漏れず大混雑が発生しやすい日な訳です。
(というかクリスマスは本来家で家族で祝うものだから、外が大混雑するのは日本だからこそですね…)

そこに対して人の足となる交通の要、「地下鉄パニック」を掛け合わせているのが本作。

「デートや友達との約束で外出する人々や家族の元へ急いで帰宅する人々でごった返しているクリスマスの地下鉄で…」

物語の舞台設定を上記のようにしたのは最高の選択だったなぁと思います♪

大作に相応しい規模感になりますし、画としても派手な感じにしやすいんじゃないかと。

その設定を活かした邦画随一のパニック描写をご堪能あれ!
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