セルジオ・ソリーマ監督によるマカロニ・ウエスタン。この監督、お初です。オープニングを観ながらセルジオ・レオーネ×エンニオ・モリコーネの劣化版な感じかな〜と思ったことをお詫びします。そもそも音楽はモリコーネ本人ですもの!ちょっと不気味なフレーズがカッコイイ。
撃ち合いなどのインパクトはレオーネやコルブッチには劣りますが、西部劇にしてはきちんと正義や心理を描いた人間ドラマでした。マカロニウエスタンの隠れた良作ではないかな。
キャラがなかなかよいのです。おかっぱヘアの無法者&今にも死にそうな青白い元教授。この2人の善と悪が入れ替わるところが人間の心理を突いている。「荒野の用心棒」などで悪役として名高いジャン・マリア・ヴォロンテの使い方が憎いんです。ラストもよかった〜♡
✴︎ポテトさん、ありがとう〜✴︎