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血斗のジャンゴのleylaのレビュー・感想・評価

血斗のジャンゴ(1967年製作の映画)
3.9
セルジオ・ソリーマ監督によるマカロニ・ウエスタン。この監督、お初です。オープニングを観ながらセルジオ・レオーネ×エンニオ・モリコーネの劣化版な感じかな〜と思ったことをお詫びします。そもそも音楽はモリコーネ本人ですもの!ちょっと不気味なフレーズがカッコイイ。

撃ち合いなどのインパクトはレオーネやコルブッチには劣りますが、西部劇にしてはきちんと正義や心理を描いた人間ドラマでした。マカロニウエスタンの隠れた良作ではないかな。

キャラがなかなかよいのです。おかっぱヘアの無法者&今にも死にそうな青白い元教授。この2人の善と悪が入れ替わるところが人間の心理を突いている。「荒野の用心棒」などで悪役として名高いジャン・マリア・ヴォロンテの使い方が憎いんです。ラストもよかった〜♡

✴︎ポテトさん、ありがとう〜✴︎
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