記録用
スティーブン・スピルバーグ監督作品。
原作は1898年のH・G・ウェルズの「宇宙戦争」。
映像化は1953年版のジョージ・パル版の「宇宙戦争」で一度されている。
H・G・ウェルズの宇宙戦争といえば有名なエピソードがラジオドラマで実在のニュースのように放送したらアメリカで信じる人がいて集団パニックが起きたという都市伝説があまりにも有名。
実際にあったなかったと言われているがそのくらいの衝撃があったのだろう。
今作は原作の流れを忠実に汲み取っているが戦争体験記のような原作に対しトム・クルーズのダメ親父を中心とした家族の物語がドラマの中心にある点だ。
ダメ親父というと「未知との遭遇」も同じだがスピルバーグ映画定番の設定であり十八番だ。
本当にこのダメっぷりが見事でカッコいい役の多いトムクルーズの演じてみたい役だったらしく完璧にダメ親父を演じきっていた。
内容はクラシカルだが抜群のカメラワークと演出で逃げ惑う人々、狂ってしまう人で色褪せないエンターテイメント作品となっている。
絶望からあっさり解決は古いSF作品あるあるだが突破口となった大阪府民の皆さんには頭が上がりません。
GANTZ大阪のメンバーがいたとしか思えない、、。
