2000年代初頭の青春恋愛映画バイブスに「あ〜この感じ」と懐かしみ。
自分が恋愛体質ではないのでこの手の恋愛ドラマにはあまり興味がないのだけど、ヤスミン・アフマドのアンコール上映となれば観るっきゃないし冒頭主人公の部屋の金城武のポスターで一気に時代を巻き戻された。この感じ〜〜〜笑
そして彼が魅力的な役者さんでした。顔とかスタイルとかじゃない言葉で言い表せないその人のもつ魅力ってありますね。映画ってやっぱり役者が大事だなとつくづく。
マレーシアのことよく知らないけど歴史や宗教、民族間の対立や偏見がもっと身近にあり、それゆえのヤスミン・アフマドらしいリベラルな思想がちらほら、日本はいわゆる宗教も殆どないし単一民族大多数なので、実感はないけど理解できる内容にふむふむしつつ。
冒頭で「宗教や言葉が違うのに、その心の中が伝わる」というセリフがあったけど、まさにそんな作品でした。
そして意外や意外、2000代初頭の青春恋愛バイブスがその力を最大限に発揮してもうすっかり忘れてたけど完全消去されてなかったファイルをクリックされたような、やたら懐かしい感覚メモリーみたいなところにグッと響くものがあり、最後の方ウルウルしてしまった🥹世代かな。
