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007 スカイフォールのharuのレビュー・感想・評価

007 スカイフォール(2012年製作の映画)
3.5
正義を貫け。

イスタンブールの任務で、機密情報が入ったハードディスクを奪われてしまったMI6。早速ボンドは車、バイク、電車とあらゆるのりものを駆使して敵を追い詰めるも、仲間のイヴの銃弾が当たってしまい、川に落下。主人公ジェームズ・ボンドは開始早々死んでしまう。

わけないんですけども。
もちろん生きてるんですけども。
ということでダニエル・クレイグ版3作目です。
冒頭のアクションは、毎度のことながらそれはもうすごいんですけど、そこからのアデルが私の007のイメージを変えました。特に後半はシリアス一直線で、ボンド個人のトラウマなんかどこかにいっちゃいまして、職業スパイの辛さが全開。前回まで闇堕ちしていたボンドが回復の兆しを見せる中、ボンド以上にこじらせている元スパイが登場。彼の名は、シルヴァ。彼はかつてMの元で働いていた優秀スパイで、重度のマザコンです。演じるのは、ハビエル・バルデム。恐らくシリーズ最強ヴィランです。彼が繰り出す攻撃はとにかく規模がデカい。破壊、破壊、破壊!シルヴァがボンドにロックオンしてたら、普通にボンドは負けてたと思う。
クレイグ版の中でも本作はいろんな意味で特別で、評価が高いのも頷ける。けどシリーズとして見るなら、やっぱり1作目が好きかな。
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