ユースケ

ニンジャ・アサシンのユースケのネタバレレビュー・内容・結末

ニンジャ・アサシン(2009年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

【ワイルド・スピード】シリーズのハンことサン・カンがイキったヤクザのボスを熱演したオープニングの暗殺シーンから人体破壊描写の嵐。
下顎を残して横一文字斬り、天井に連れ去って微塵切り、袈裟斬り、両足切断、両腕切断、首チョンパ。しかも、切断面をしっかりと見せるサービス精神が素晴らしい。
激しく揺れる洗濯機から大量の血が流れ出すシーンや便器に顔面がひしゃげるまで叩きつけるシーンなど、ほとんどスプラッター映画なグッとくるシーンが盛り沢山。さすがは18禁ニンジャ映画だってばよ。

とにかく、噴き出す鮮血を更に美しく感じさせる韓国人歌手Rain(ピ)の鍛え抜かれた肉体から繰り出されるバイオレントでアクロバティックなアクションは必見。特に、変幻自在な鎖鎌を使ったアクションは秀逸です。
リック・ユーン演じるムカつく兄弟子との因縁の対決は割とアッサリでしたが、瞬間移動を使うショー・コスギ演じるニンジャ軍団のボスに追い詰められたRain(ピ)が、ヒロインの死によって瞬間移動を修得し、逆転勝ちを決める展開はたまりませんでした。

地味でパッとしないRain(ピ)の顔で本作を敬遠されている方は、エンディングを迎える頃にはRain(ピ)の顔がイケメンに見えてくる不思議な感覚が味わえるので、尚更オススメな作品です。

ニンジャ映画なのに韓国系がメインの勘違いキャスティングも素敵。そこがいいんだってばよ。