ガク

ニュー・シネマ・パラダイスのガクのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

2019.9.1
ステーションシティシネマにて再鑑賞。
観るのは多分4回目の本作。
各キャラクターの心情表現に関して、シーンに映像のみで散らばっていたり、セリフに滲んでたりする手法は、鑑賞者にビシバシ伝わってきて、それだけで泣いてしまう。例えば、シーンで言えばラスト付近の、爆破前の映画館にトトが足を踏み入れる時に、ポルノ映画のポスターがちらりと写る。それだけで、経営者達が何とかして映画館を守りたかった、けど守れなかったという情景が思い浮かぶ。セリフで言えば、ファーストシーンのお母さんのセリフ、トトは絶対に帰ってくる、というアルフレードとトトの仲を理解して推し量ったセリフは、彼らの友情を信じて尊重する優しさが滲んでいた。また観よう。
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