鍋山和弥

恋する日曜日 私。恋したの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

恋する日曜日 私。恋した(2007年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

母親と、同じように、癌と宣告され、余命僅かの、ヒロイン、『ナギサ』の、残された時間の、使い方を、描いた作品。残された時間の中、『ナギサ』が、後悔の無いように、初恋の相手、『サトシ』と会い、『サトシ』に、思いを告げず、『サトシ』にとっての、忘れられない人になるため、いろいろする。今ある、日常が、明日には、無いかもしれない。『ナギサ』の、恋と死に、向き合う姿が、切ない。最後の、バスガイドの、モノマネのシーン。あれなんかは、長く生きられない、『ナギサ』の、精一杯の、夢の叶え方と、思いの、伝え方。そして、猫に例え、ストレートに、伝えないことで、恋した相手に、悲しい思いをさせない、繊細さ。『サトシ』に、他に、好きな人が、いると分かった、嫉妬心。まさしく!!青春!切ないですね。そして、最後の『またね』。もう無いと、分かっている『またね』。最後の強がりが、やはり、切ない。
鍋山和弥

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