TakahashiKie

レベッカのTakahashiKieのレビュー・感想・評価

レベッカ(1940年製作の映画)
-
高校生くらいのころに原作を読んだ事があって、ずーっと映画観てみたいなーおもててやっと!アマプラありがとう、ありがとう、ありがとう

劇中50%は主人公の被害妄想と気弱さにかなりイライラ。マキシムって小説ではもっと主人公への愛情表現が豊かだった気がするけど、映画だとなんだか自分勝手な男よね。
とはいえストーリー最大の見どころであるレベッカの存在感は映画でもすごかった。一度も登場しないにも関わらず観る人をも「レベッカって一体どんな女なんだろう?」と心を掴ませる存在感よ。現代の人格に当てはめるとレベッカは多分ソシオパスだったんだろうなぁ〜。
まんまとレベッカにハマったお手伝いのこえーオバさんもなんか人間的にヤバそうだし、あの無機質な表情は観ている人をソワソワさせるわね

そしてレベッカの衣装や仮面舞踏会のドレス、マンダレーのお屋敷の美しい装飾など、モノクロもいいけどカラーで観てみたいなぁと思わせるセットの豪華さ!
TakahashiKie

TakahashiKie