ヒッチコックのアメリカ第一作。
ロマンスの前半部からサスペンス、サイコ、ゴシック、ホラーを織り交ぜて展開していく。
音楽が良い。ロマンスしてても楽しさの中に不穏さが漂っている。
纏まったかと思いきや更にもうひと展開するエンディングで、個人的には1番テンション上がった。面白い。
途中で謎が明かされる小屋内のシーン。誰もいない空白をカメラが追う。そこには居ないはずのレベッカを確かに感じて、思わずゾッとした。
あと、メイドのダンヴァースが最高だった。いつどのシーンも不気味で好きだけど、特にやっぱり自殺に追い込もうとするシーンは迫力が凄くてすごい。