人生は微分・積分
相変わらず話してるだけなのにおもしろい。そしてフランスめっちゃ行きたい
やっぱりリチャード・リンクレイターは現実の時間と映画における時間を操るのが上手い。今作品は現実の一秒と作中の一秒が長回しによってほぼ同一のものになっているが、その長回しで一切アドリブが使われていないことにまず驚き。
平均して1カットで10分は使っていると思うが、その間に二人が話している何気ない会話やその会話の変遷がすべて脚本とおもうと脚本の上手さも相当なものだと感じた。
リチャード・リンクレイターは一貫して人生の持続性というか、一瞬の連続によって人間ができていくということを伝えたいのだなということを再確認。