えり

去年マリエンバートでのえりのレビュー・感想・評価

去年マリエンバートで(1961年製作の映画)
4.0
どの瞬間を切り取ってみても、完璧に美しい。芸術的な映像美で、衣装を担当したシャネルのCMの様。光の使い方や装飾、構図どれをとっても素敵。常にガッチガチに構図が決められていて、寸分の狂いもない様な張り詰めた雰囲気の映像。それがラスト近くの数分間乱れる所がホラーより怖かった😭

常に時系列がぐちゃぐちゃで、内容があるのかどうかさえ分からないほど。考察苦手な癖に難解映画が大好きな私。大抵は考察ブログとか見て、そういう事だよね、と納得出来るけど、この映画はどの考察を見ても想像の域を超えてないと思えてしまう程。2001年宇宙の旅といい勝負って位意味わからなかった。これから定期的に見て、自分なりの考察を考えていきたいなと思った。でもこの映画をカテゴライズするとすれば、ホラーじゃないかな🤔
えり

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