ひ

去年マリエンバートでのひのレビュー・感想・評価

去年マリエンバートで(1961年製作の映画)
4.2
シャネルが繕ったドレスは、白黒のフィルムにも映えるんだね。シルエットが美しかった。

この作品は3年くらい見たい見たいとおもっててやっとやっとみれたのに、まさにフィルムを継ぎはぎしたかのような展開で難しくて降参だった🥲
ちゃんと自分の言葉で語れるくらい見返したいな

代わりに数年前のレビューでしっくりくるものがあったので以下引用
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それにしても「永遠に自分を見失いつつある」っていうの、デカダンスの極地だわね。人間どうでもよくなるときがあるのよ。自我だとか存在だとか責任だとか、そんなもの「なんぼのもんじゃい」と思いたくなるときが。決して大きな声ではいえないが、だれでも心の闇に見えている自分の顔貌にギョッとすることがある。それを知っている一部のファンが、この映画をときどき独りで見ているのよ。
「特集『美しい虚無=妄想映画の魅力2」』去年マリエンバートで(1960年社会派映画)」(https://womanlife.co.jp/topics/k-8601)

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