コメディかと思ったら
移民問題を描いたかなり
シリアスなストーリーだった。
フォークランド紛争で父を亡くした少年は
イングランドのアイデンティティを守るため
亡き父の死を無駄にしないために、
イギリス国民戦線に入り、
その思想・活動を支持するようになるが…。
子供の心は純粋、
だからかえっていろんなことに
感化されやすくて
良い方にも悪い方にも
傾倒しやすいのだろう。
右翼活動家として正義感で
人種差別的な活動をしている
少年の無邪気な様子には胸が痛くなった。
画質は良いとは言えないが
それがかえって作品にリアリティを
持たせていたと思う。
最後にこの時代の
カルチャーについて、
音楽は良かった気がするが
(リズム覚えるの苦手で
どんな曲か忘れちゃったけど笑)、
このファッションはおしゃれなのか??
「ドクターマーチン」の靴は可愛いけど、
コーデ全体は絶妙にダサい
気がするんだが、、。
重い内容だけどなかなか良い作品だった。