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バタアシ金魚のmasudasantaroのレビュー・感想・評価

バタアシ金魚(1990年製作の映画)
3.5
望月峯太郎原作、1990年公開。
バタアシ金魚は少し世代ではなくて、その後の『ドラゴンヘッド』を中学、高校時代に読んでいた。

高校生のカオルは、水泳部のソノコに一目惚れする。カオルのサイコパスともいえる思考回路による行動はソノコを翻弄し、ソノコは心が不安定になり過食が止まらず太ってしまう。

歪んだ真っ直ぐな愛と、その受け方を知らない無垢な心。
ラストのプールでのガチ喧嘩🤜💥🤛
早くカットの声掛けてあげて〜と心配になるレベル。本気が伝わってくる。

筒井道隆、高岡早紀、浅野忠信、東幹久が高校生を演じる初々しさ。
東幹久かっこ良すぎるだろ。

まだ昭和の延長であった平成の、今ではコンプラバチバチひっかかりのシーンに懐かしさ、愛おしさ、愁いを感じる。

ソノコ、クラスにいたらみんな好きになるだろうなぁ。
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